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2024.10.16

工学基礎実験で電子テキストシステムを試験導入し授業を行いました

10月11日(金)通信工学科「工学基礎実験」の実習で、NTTが提供する電子テキストシステムを試験的に導入し授業を行いました。

この取り組みは、大学生協と株式会社NTT EDXが協業で電子書籍システムを作り、工学基礎実験の授業を対象に2月から電子化を進めてきたものです。

 

NTT EDXが提供する専用のビューアEDX UniTextで電子テキストの閲覧や活用をすることで、今まで画像・音声・手書きなどインプットされる媒体がバラバラで、必要な時に情報を取り出せない、一人で完結、「整理する」「覚える」のに時間がかかるなどといった問題を解決し、デジタル化することで新しい学びの環境となることを目的としています。

情報通信工学部通信工学科 柴垣佳明教授は「新型コロナウイルス感染症の影響で、教科書の購入ができなかった学生がいたので、電子テキストがあれば便利であると思います。また、教員としても電子テキストの活用で、より深い指導をすることができるのではないでしょうか。今後、レポートの書き方や補足、課題のヒント等を電子テキストに記載し学習効果を最大限に活かしていければと考えています」と話しました。

 

大阪電気通信大学 生活協同組合 専務理事 小嶋将也氏は「電子テキストの導入にあたり“BYOD(Bring Your Own Device)”を大学全体に普及していきたいと考えています。また、学生のキャンパスライフをより豊かにするため、食育だけでなく学びにも寄り添いさまざまな商品開発を日々行っています。大学でしっかり学び、大阪電気通信大学に来てよかったと思い卒業を迎えてほしい。それが私たちの願いです」と語りました。

※個人が私物として所有しているPCやスマートフォンを学修に使う利用形態のこと

 

電子テキストは、学びのありかたを大きく変える可能性を持っています。今後、さらに活用の場が広がることを期待しています。

 

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