2025.06.27
通信工学科 村上研究室の学生が卒業研究中間発表会を開催しました
6月13日(金)、通信工学科 村上研究室の4年生と大学院生が参加し、今年度第1回目となる卒業研究中間発表会「卒研キックオフ」を通信工学科の学生ラボで開催しました。
研究室では2カ月に一度、卒業研究発表会に向け中間発表会を開催しています。第1回目は、自分でテーマを設定し、研究した内容をスライド資料にまとめ、学生同士がローテーション制で発表者と聞き手に分かれて発表を行いました。また、今回は1年生2人が自主的に見学に訪れ、4年生の研究発表を熱心に見学していました。
発表後の質疑応答では、積極的に発言する学生の姿が見られ、和やかな雰囲気の中、充実した時間となりました。教員や大学院生からは、研究内容やスライド資料の構成・作成方法、発表の仕方についてアドバイスがあり、学生たちが真剣に話を聞いている様子が印象的でした。
最後に、本日の卒業研究中間発表会のMVPを学生たちの投票で決めました。選ばれたのは武村豊人さん(通信工学科4年)で、村上恭通教授より副賞が手渡されました。
武村さんは「スライド資料は見やすさを意識して作成したので、それがしっかり伝わったと感じられ、頑張ってよかったと思いました。あと3回ある中間発表でも、すべてでMVPを取りたいと思っています。本番の卒業研究発表会に向けて、さらにわかりやすいスライド資料を作成し、説明や発表のスキルも磨いていけるよう頑張ります」と意気込みを語りました。
村上教授は「テーマの設定から資料作成に至るまで、学生の自由な発想に任せましたが、初めてのLaTeX(技術論文やレポートなどの文書作成に使用される組版処理システム)で予稿を仕上げ、発表スライドもイラストを取り入れるなどの工夫が見られ、感心しました。まだ改善の余地はありますが、初回としては上出来だったと思います。特に今年は、独創的なテーマが多く、今後の研究が楽しみです」と期待を寄せました。また、「熱心な1年生が2人も自主的に見学に来てくれたことはとても嬉しく、4年生にとって良い刺激になったことと思います。3年生での研究室の配属を楽しみにしています」と話しました。
村上研究室では定期中間発表会ごとに懇親会も開催しています。今回は、ラウンジで昼食をとりながらカードゲームで盛り上がり、中間発表後にはOECU広場Westで「モルック」(フィンランドの伝統的な“キイッカ”というゲームを元に開発されたスポーツ)をみんなで楽しみ、親睦を深めました。(モルックやレジャーシートは学務課で借りることが可能です)
卒業研究発表会に向けて、学生たちは同じ研究室内の異なる取り組みや研究に触れ、自分の研究内容を説明することで良い刺激を受け合っていました。
研究室紹介サイト WHO'S LAB(村上教授)