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2025.03.05

通信工学科が2024年度卒業研究発表会を開催

2月19日(水)、20日(木)の2日間、情報通信工学部通信工学科4年生による「卒業研究発表会」が開催されました。

今年度も昨年と同様に、2教室に分かれ、遠隔で双方向のリアルタイムコミュニケーションが可能なハイブリッド方式で実施しました。3年生は対面で参加し、1・2年生はオンラインで視聴しました。

学生たちは4年間の大学での学びの集大成として、昨年春から1年間取り組んできた研究成果を、緊張しながらも堂々と発表しました。

今年度も多彩なテーマが披露され、発表後には通信工学科の各教員が専門分野の視点から質問を行い、学生たちは研究で培った知識を活かして説明しました。

2日間に渡る卒業研究発表会終了後、教員による総評が行われ、これまで研究に励んできた4年生の努力が称えられました。

 

次に、昨年度から導入されたセッション別格差を補正するためのポイント制(セッションごとに発表者数が異なるため、1票の格差を補正)による優秀発表賞の発表が行われました。さらに、全セッションで最もポイントが高かった学生には最優秀発表賞(友電会賞)が授与されました。

※友電会賞:学業成績・スポーツ・社会奉仕活動を通した社会貢献など、学科に相応しい成果をあげた5学部全学科の卒業予定者(各学科1名)に対し、大阪電気通信大学友電会(同窓会組織)から贈られる賞です。

 

最優秀発表賞(友電会賞)は、「XにおけるChatGPTを利用した誹謗中傷の検出とフィルタリングに関する研究」をテーマに発表した遠藤もえさん(佐藤研究室)が受賞しました。

また、分かりやすい発表や熱意のこもった研究を評価する「学生投票」も行われ、各セッション別に優秀発表賞が発表されました。発表を終えた4年生は、達成感と充実感に満ちた様子でした。

結果は以下になります。

 

【最優秀発表賞(友電会賞)】

・セッション1A:投票率71.6% 358pt

遠藤 もえ(佐藤研究室)

「XにおけるChatGPTを利用した誹謗中傷の検出とフィルタリングに関する研究」

 

【セッション別優秀発表賞】

・セッション1A:得票率59.2% 296pt

玉置 幸太郎 (何研)

「室内の位置推定システムの開発」

 

・セッション1B:投票率71.6% 358pt

遠藤 もえ(佐藤研究室)

「XにおけるChatGPTを利用した誹謗中傷の検出とフィルタリングに

関する研究」

 

・セッション2A:得票率34.0% 170pt

大崎 流空 (村上研究室)

「カニッツァの三角形による錯視を応用した文字列入力型CAPTCHAの提案」

 

・セッション2B:投票率47.4% 237pt

森本 裕将(佐藤研究室)

「Bluetoothによる出席管理システムの自動化に関する研究」

 

・セッション3A:得票率39.7% 159pt

岡林 良太 (前川研究室)

「台風襲来時の衛星回線降雨減衰と台風の階級との関係」

 

・セッション3B:投票率38.2% 153pt

久保木 駿(土居研究室)

「屋外画像の天候合成における色調補正」

 

・セッション4A:得票率29.5% 118pt

中井 仁 (前川研究室)

「Ku帯衛星回線における降雨減衰統計の年変動特性について」

 

・セッション4B:投票率47.4% 189pt

平 百合花(村上研究室)

「有限体GF(2^n)上の演算の高速化におけるZech対数の有効性の評価」

 

・セッション5A:得票率49.0% 196t

原口 耀輔 (木原研究室)

「4心テープ心線中の光ファイバ素線の破断特性調査」

 

・セッション5B:得票率55.9% 224pt

安部 龍 (土居研究室)

「生成AIによる画像からの3Dモデル生成における背景色の影響の検討」

 

・セッション6A:得票率59.2% 296pt

田畑 賢明 (佐藤研究室)

「HTTPアクセスログを使った動画視聴位置と視聴パターンの推定に関する研究」

 

・セッション6B:投票率31.8% 159pt

大野 琉翔(土居研究室)

「深層学習による領域分割を応用した景観の色彩分布可視化」

 

・セッション7A:得票率36.5% 183pt

河村 柚芽(佐藤研究室)

「Instagramにおける投稿特性とハッシュタグの関係性の調査に関する研究」

 

・セッション7B:投票率54.1% 270pt

ポスツマ 怜人(村上研究室)

「暗号資産のマイニングに必要な計算時間と消費電力に関する実評価」

 

・セッション8A:得票率48.0% 240pt

金子 元気 (佐藤研究室)

「ネットワーク攻撃の検出に向けた通信トラヒック特性の基礎調査に関する研究」

 

・セッション8B:投票率49.3% 246pt

村井 幸騎(村上研究室)

「ムンカー錯視利用型CAPTCHAの錯視選択による操作時間短縮手法の提案」

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