3月3日(日)、厚木商工会議所(神奈川県厚木市)で開催された「第26回ROBO-ONE Light」(主催:一般社団法人二足歩行ロボット協会)で、自由工房の島田紘也さん(工学部電子機械工学科4年)が、自作の二足歩行ロボット「ふぇむと」で準優勝となり、また企業賞の近藤科学賞を同時受賞しました。
ROBO-ONE Lightとは、ヒト型ロボットの格闘競技の日本最大の大会ROBO-ONEの軽量機部門です。出場できるのはROBO-ONE委員会が公認する市販ロボットか、1.2kg以下の自作ロボットで今大会のエントリー数は108台でした。
予選は徒競走または床運動で、徒競走の場合はタイムと走行距離、床運動の場合は得点とタイムを競います。決勝トーナメントでは、リングの上で技を出し合い戦います。攻撃がしっかりヒットし相手を倒せば1ダウン、相手から3回ダウンを奪えば勝利となります。
今大会の予選では徒競走が行われ、自由工房から5人が出場しました。惜しくも予選通過はなりませんでしたが、昨年5月開催された「2023ロボット・アスリートCUP ROBO-ONE認定大会」の優勝によりシード権を得ていた島田さんが、「ふぇむと」で決勝トーナメントへ進出しました。僅差で敗れたものの、オート機(搭載されたセンサーによる自立動作ロボット)を相手に積極的にポイントを取りにいき、審査員や多くのギャラリーから賞賛を得ました。
今大会が学生生活最後となる島田さんは「オート機と戦うのははじめてで、どうやって対策をするか悩みましたが、積極的に攻撃をしていきました。結果は、悔しくも判定で負けてしまい準優勝となりましたが、本大会で自由工房の過去最高順位に並んだので、今まで追いかけてきた先輩の背中に届くことができてよかったです。卒業後も先輩方と同じようにモノづくりを続けていきたいです。自由工房という環境や先生、仲間に恵まれた4年間でした。ありがとうございました」と感謝の気持ちを語りました。
自由工房では学生による「モノづくり」活動を支援しており、学生の日々の努力が今回のような成果に結びつくよう、これからもサポートを続けていきます。
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