2024.03.28 総合案内

知能ロボットコンテスト関西地区大会2024が開催されました

3月12日(火)、知能ロボットコンテスト関西地区大会2024が本学で開催されました。
 
知能ロボットコンテストは、自律動作する自作ロボットで、競技台の上に置かれたボールや缶を捕獲し、分別・回収する機能を競うコンテストです。
毎年6月仙台市で「知能ロボットコンテストフェスティバル」の本大会が開催されており、関西地区大会は、この本大会に照準を置いたプレ大会として実施しています。競技中のタスクは、SDGsや人手不足といった観点から最も生活に密着した「ゴミの分別・回収」という社会的なニーズを解決する技術で設定されています。
 
開会にあたり、工学部電子機械工学科 鄭 聖熹教授より、
「プログラミングや制御、ノウハウや考え方など、各チームとも今日まで工夫を重ねて来たと思います。本大会に向けた最終調整の時期にもなりますので、頑張ってやっていきましょう」
との激励がありました。
今回、地区大会に参加したチームは、本学の鄭研究室と自由工房、さらに大阪工業大学の生活支援ロボットシステム研究室からの計6チーム。チャレンジャーコース(4チーム)とマスターズコース(2チーム)が、本大会と同じコンディションで競技に挑みました。
 
知能ロボットコンテスト実行委員会と関西地区大会実行委員会のメンバーである鄭教授(本学)は東北大学工学部出身。コンテストの生みの親である東北大学のスピリッツ「研究第一」と「門戸開放」の理念を胸に、この知能ロボットコンテストを関西でも広め、学生・社会人・プロ・アマチュアを問わず幅広い層の参加者が技術を競い、交流の場を提供することで活動を活性化させていきたいと運営にあたっています。
 
競技結果は、チャレンジャーコースでは、各チームとも1回目チャレンジの後、休憩時間を使って調整を重ね、2回目のチャレンジで得点を伸ばすことができました。
またマスターズコースでは、大阪工業大学生活支援ロボットシステム研究室のチームが、2回目のチャレンジで高得点を記録。休憩時間を使った調整が、好結果を生んで拍手が上がりました。
 
競技終了後の講評では廣井教授(大阪工業大学)より
「今日は、各チームうまく動作した部分も、予定通りいかなかった部分もあったと思います。今回の地区大会は、2大学だけの参加でしたが、本大会では、単に競技に挑むだけでなく、人とのつながりを大切に、交流することを楽しんで、色々な考え方などに触れていってほしいと思います。大学や学年の枠を超えて、今後とも、ぜひ互いに交流していってください」
とのエールが贈られました。
 
参加した学生たちは、今日の結果を受けて、技術や動作課題を検証し、6月の本大会に向けマシンの調整を重ねていきます。
 
本学では、電子機械工学科や情報学科などロボット工学を学ぶ学科のほか、自由工房など、学生による「モノづくり」を支援しています。また学外でのさまざまなイベントを通し、地域や社会との交流の場を提供しています。
本大会に参加する鄭研究室や自由工房では、6月の本大会に向け、学生の日々の努力が本大会での成果に結びつくようサポートしていきます。
 
参加チーム
チャレンジャーコース
1.森林浴E (本学-自由工房)
2.自由工房SH(本学-自由工房)
3.自由工房レゴコン(本学-自由工房)
4.本学 鄭研究室(本学-鄭研究室)
 
マスターズコース
1.大阪工業大学 生活支援ロボットシステム研究室(大阪工業大学-生活支援ロボットシステム研究室)
2.本学 鄭研究室(本学-鄭研究室)

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