6月6日(金)、工学部基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」を寝屋川キャンパスで開催しました。
「卵落としコンテスト」は、A2サイズのケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどの限られた材料を使って卵を守るための緩衝装置を製作し、卵が割れないようにOECUイノベーションスクエア3階(約10mの高さ)から落とす競技です。
本イベントは新入生歓迎を目的に行われる恒例行事で、1チーム3~4人ずつのグループに分かれ、今年度は27チームが参加しました。学生たちは約1ヶ月にわたり議論と試作を重ねながら、協力して緩衝器の製作に取り組んできました。完成した緩衝器は、機能性に優れたものからユニークなデザインのものまで多種多様で、学生たちの自由な発想とアイデアが光る作品ばかりでした。
当日は、卵を緩衝器に入れて最終調整を行い、チームの代表がOECUイノベーションスクエア3階に集合しました。地上に設置された的を目がけて、チームメイトが見守る中、緩衝器を投下。的を大きく外してしまうチームもある中、27チ―ム中8チームが見事に卵を割らずに着地させることに成功しました。1階で見守っていた学生や教職員からは歓声が上がり、会場は大いに盛り上がりました。
最後に、全員が見守る中で結果発表が行われ、これまでの取り組みを振り返りながら、学生たちは少し緊張した表情で発表に耳を傾けていました。各チームの結果が伝えられるたびに、会場には拍手が響き、笑顔があふれ、互いの頑張りをたたえ合う、あたたかな雰囲気に包まれました。
本イベントを通じて、学生たちは仲間とのコミュニケーションの大切さや、モノづくりの難しさ、楽しさを実感する貴重な機会となりました。
6月13日(金)は、本イベントの結果発表と表彰式が行われます。続けて、各チームが製作のコンセプトや工夫点を発表するプレゼンテーション大会も開催予定です。卓越したアイデアが光る作品には「アイデア賞」、優れた発表を行ったチームには「プレゼン賞」が授与さます。
基礎理工学入門の授業で「卵落としコンテスト」に向けて装置製作
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