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紀要(2009年度)

MERI Activity Report (2009 Vol.10)

1.巻頭言(全文掲載)

実に長い道程でした・・・。
平成12年6月15日に教授会承認を得てメカトロニクス基礎研究施設を設立しましてから以来9年の間に、実にいろいろなことに直面して参りました。その都度、いつも忘れてはならないと思っておりましたことは、すべてのことを真摯に受け止め、いつも一歩下がってできるかぎりの最善を尽くすこと、本学に電子・機械系の研究所を設立し、それによって本学の研究環境をできる限りよくすることでした。一時期、メカトロニクス基礎研究施設を離れることもありましたが、このことはいつもわたしの脳裏から離れませんでした。それだけに、平成21年度よりメカトロニクス基礎研究所として発足できるようになりましたこと、研究所としての初めてのアクティビティーレポートを今回刊行できるようになりましたことは、実に感慨無量のことと受け止めております。これもひとえに、いろいろな方々からのご理解とご支援とたくさんのご助言をいただきましたお陰と思っております。ここに衷心よりお礼申し上げます。

機械工学、電気・電子工学、システム工学、計測制御工学、ロボット工学さらに情報処理技術を融合したメカトロニクス分野は21世紀の社会のニーズである機器の小型化・精密化・高機能化・多様化といった技術の基盤となるものでありますから、多様化、高齢化が進む現代社会において人の機能や行動を支援する「人にやさしい」機械を開発するためにもメカトロニクス分野は非常に重要になってきております。さらに、近年特に注目されている地球環境問題といった観点からも、メカトロニクスの基幹部門である機械工学基礎分野の重要性も改めて見直されてきています。このような背景から、メカトロニクス基礎研究所では、

第1に、機械工学基礎分野の最先端の研究
第2に、計測制御・ロボティックス分野の最先端の研究
第3に、バイオエンジニアリング分野の最先端の研究

を行っております。これによりまして、メカトロニクス分野における最先端の研究情報を社会へ発信し、さらに、学部学生、大学院生の教育研究の活性化に貢献していきたいと考えております。

今後は特に全学的に開かれた研究所にすることを目指して頑張って参りますので、今後ともみなさま方のご理解、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

メカトロニクス基礎研究所 所長 石井 徳章

2.組織説明(以下、目次のみ)

3.共同研究報告

4.共同利用報告

5.講演会

6.研究報告

  • エアコン・冷凍機用圧縮機の最適設計指針の確立に関する研究(石井 徳章、小笹 俊博、奥 達也、阿南 景子)
  • 大形テンタゲートの動的不安定に関する2D及び3Dモデル実験(石井 徳章、西原 一嘉、阿南 景子、奥 達也)
  • 三次元空間における車輪型移動ロボットのための自律先導走行法の開発(安 弘、入部 正継)
  • 複合現実感にもとづく新しい歯科シュミレーション(登尾 啓史、荘村 泰治、山口 哲、大西 克彦、吉田 晴行)
  • 在宅酸素治療患者支援のための酸素ボンベ搬送用移動体ロボット開発(入部 正継、遠藤 玄、田窪 敏夫)
  • 歩行機能のリハビリテーション支援・維持装置の開発と足関節の特性計測に関する研究(吉田 晴行、川北 和明、西原 一嘉、藤 智明)

7.論文リスト

8.共同研究装置・共同利用装置一覧

9.編集後記

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