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紀要(2017年度)

MERI Activity Report (2017 Vol.18)

1.巻頭言(全文掲載)

メカトロニクス基礎研究所は、前身のメカトロニクス基礎研究施設の発足から10年目の2009年に研究所に移行して設立されました。当初は、機械工学基礎部門、計測制御・ロボティクス部門、バイオエンジニアリング部門の3部門で23名の研究員という体制でスタートしましたが、初代研究所長の石井徳章先生(本学名誉教授)、前研究所長の松村雅史先生(医療福祉工学部教授)のもとで電気・電子・情報部門、エネルギー・環境工学部門の2部門が加わり、計5部門で幅広い工学分野での研究が活発に行われています。研究員は、工学部、総合情報学部、医療福祉工学部、金融経済学部の教員38名におよび、これに大学院生、学部生を加え、学部学科の垣根を越えて協調・協力し合って活発な研究活動を行っています。2017年度からは、2008年度にメカトロニクス基礎研究施設の最後の研究施設長を務めました私が研究所長を担当させていただくことになりました。

ここでは、メカトロニクス基礎研究所の2017年度の活動をアクテビティーレポートとしてまとめました。2017年度の研究所の共同研究は、審査によって採択され研究所から研究費が支給される特定共同研究1件と研究員の研究費を基にして進められた共同研究43件でした。いずれも研究所の設備機器を利用して活発に研究が行われました。これに伴い本学教員を中心とする研究員が多くの実践的な研究成果を公表しています。

産学連携の推進も行っており、株式会社前川製作所との産学連携協定に基づく「前川製作所講座」の開催など研究員と企業との活動が研究所で行われています。外部の企業との共同研究もいくつかありますが、今後は研究所としてさらに活発化すべきところです。

メカトロニクス基礎研究所の講演会として、計測制御・ロボティクス部門主催の「知能ロボットの最前線」をはじめとする特別講演会4件、日本実験力学会との共催の特別講演会1件を開催しました。研究員だけではなく、研究に取り組んでいる大学院生、学部生にとって有益な内容であったと考えております。

最後に皆様方のご支援ご協力に感謝いたしますとともに、今後のメカトロニクス基礎研究所の発展に対しましてご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

メカトロニクス基礎研究所 所長 小笹 俊博

2.組織説明(以下、目次のみ)

3.共同研究報告

4.共同利用報告

5.講演会

6.研究報告

  • パイロンロードセルを用いた多用途大型フォースプレートの開発(井岡 誠司、田内 祐也、泉 俊也)
  • 先端的な肝臓手術ナビゲーションシステムに関する研究(登尾 啓史、大西 克彦、小枝 正直、大鷹 愛、海堀 正樹)
  • 在宅酸素治療患者支援のための酸素ボンベ搬送用移動体ロボットに関する研究(入部 正継、遠藤 玄、田窪 敏夫)
  • 双腕16自由度マニピュレータの動作制御(入部 正継、鄭 聖熹、吉田 浩治、衣笠 哲也)
  • 受動的動歩行の原理を応用した脚歩行機械の設計論に関する研究(入部 正継、衣笠 哲也、浦 大介)
  • 投動作における距離の違いによる筋力発揮に及ぼす影響(市谷 浩一郎、村木 有也)
  • ゲインスケジュールド制御による1機無限大系統のロバスト安定化と動態安定度の向上(伊藤 義道、山本 晋也、伊与田 功)
  • 液体の自由表面における熱伝達特性の解明(森 幸治、浅山 明寿、高岡 大造、百濟 健吾)
  • 有機排水利用微生物燃料電池の開発(高岡 大造、森 幸治、田中 孝徳、川口 雅之、三宅 泰夫)
  • 連続式空気揚水筒の揚水性能評価および深層曝気装置の最適運用とその改良に関する研究(中田 亮生、山岸 真孝、細木 祐索、野本 真広、岩松 裕二、山口 昌広)
  • ヒートポンプ給湯機のCOPの簡易計測法の精度向上(添田 晴生、森 幸治)

7.学術発表論文(業績)一覧

8.共同研究装置・共同利用装置一覧

9.編集後記

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