大学院工学研究科制御機械工学コース博士課程前期1年で星野研究室の宮城慶雅さんと日髙雄斗さんが、日本設計工学会が主催する2022年度 設計コンテストで優秀設計賞を受賞しました。
設計コンテストは、全国の大学や高等専門学校が参加して、提示されたテーマに基づいた製品設計を実施します。日本を代表する精密機器メーカーの技術者が中心となり運営していることから、実務に即した実践的なコンテストになっています。
星野研究室では昨年からコンテストに出場しています。
2022年度の課題は「スマートスピーカーの設計」。指定された内部投影機とバッテリーを取り付ける「外装部品」及び「固定部品」の設計をします。また、スピーカー機能を発揮させるために各チームで考える「追加部品」の設計、各部品を組み立てた「アセンブリモデル」、ドキュメント資料として「追加設計仕様書」及び「金型要件資料」を作成し提出します。
宮城さんと日髙さんは、独自のコンセプトとして「シンプルで小型なスマートスピーカー」を設計しました。
今回の参加について宮城さん、日髙さんは「他の参加校の完成度がかなり高い中、2回目の参加で優秀設計賞をいただくことができて驚くとともにとても嬉しかったです。技術をいろいろと模索しながら、企業の展示会などにも積極的に足を運びました。今後も研究室として挑戦を続けていきたいです」と話してくれました。
3Dビューにより「製造工程の詳細な表現を可能にすることができた」などを評価されました。
3DAモデル
3Dビューによる詳細表現
下部のアイコンのクリックにより、3Dビューによる詳細な製造工程の指示を確認できます。
加工要件の指示
公差の指示
金型要件指示
現在、寝屋川キャンパスのOECUイノベーションスクエア(A号館)1Fパサージュにて実際の作品を展示しています。