7月13日(水)、カードゲーム「2030 SDGs」公認ファシリテーターの資格を持つ総合情報学部デジタルゲーム学科の稲浦綾講師のもと、デジタルゲーム学科の稲浦研究室とゲーム&メディア学科の森田研究室の3年生が合同でSDGsワークショップを開催しました。
SDGs(Sustainable Development Goals)は「持続可能な開発目標」として、17のグローバル目標と169のターゲットからなる、国連の開発目標です。
一般社団法人イマココラボが開発したカードゲーム「2030 SDGs」は、SDGsの17の目標を達成するために、さまざまな価値観を持つ人がいる世界で、現在から2030年までの道のりを体験するシミュレーションゲームです。
ルールはいたってシンプル。
「与えられたお金と時間を使ってプロジェクト活動を行い、最終的にゴールを達成する」というものです。
ゲームの中の人生ゴールは人それぞれで、時間に余裕がある暮らしを好む人やお金が一番大事な人など、現実世界と同じようにさまざまな価値観の人がおり、様々なプロジェクトを実施しながら、自分たちのゴールを目指します。
もうひとつ、このゲームの肝となるのが、経済・環境・社会からなる「世界の状況」。プロジェクトを実行するたびに変化する「世界の状況」にどう対応していくかも大きなキーポイントです。
学生たちは、グループ、さらには研究室の壁を越えて協力し合い、世界の状況をみながら、自分たちの目指す社会の実現のために積極的に取り組んでいました。
稲浦講師は「SDGsの持つテーマの1つである『誰一人取り残さない世界の実現』を目指して、1つ1つの行動を大切に、自分たちの身近な事柄を振り返ってみてほしい」と学生たちにメッセージを送りました。
SDGsの大きな目標を身近に感じ、自分たちで行動していく大切さを学ぶワークショップでした。
本学では、今後もSDGsに対し積極的に取り組んでいく予定です。