BITSUMMIT運営委員会が主催する学生ゲームジャムの集中作業がオフライン会場を用意し実施されました。本企画枠は国内最大級のインディーゲームイベントであるBITSUMMITの開催に合わせて、全国の大学生、専門学生が集まり短期間でゲームを制作するイベントです。
イベントの詳細やこれまでの経緯は以下の記事をご覧ください。
6月9日(金)から6月11日(日)の3日間は集中作業日として、参加学生らは遠隔、または用意されたオフラインの作業拠点に集まり、集中的に作業を実施しました。本学学生は京都市に用意された拠点(ホテルアンテルーム京都)に集まり、さまざまな大学から参加した学生らと共にゲーム制作を行いました。各チーム終日、各自の担当作業である企画立案や仕様の作成、グラフィックやシステム制作、各種実装作業を行いました。
また集中作業の最終日である6月11日(日)の夕方には各チーム制作途中のゲームを並べた、試遊会が催されました。オーソドックスなアクションゲームを学生ならではの観点で発展させたものや、作品テーマをもとに独自のゲーム性を検証しているゲームまで様々な作品が並び、どれも今後の完成を期待させるものばかりでした。当日はゲーム業界からゲストの方も参加し、様々なフィードバックが行われていました。
今回参加した、デジタルゲーム学科 3年生 中原秀暢さんとゲーム&メディア学科 3年生 金井瑞樹さんはゲームプログラマーとして本イベントに参加しています。
デジタルゲーム学科 中原さん(左)
ゲーム&メディア学科 金井さん(右)
中原さんのコメント
「大学ではプログラムを専攻しています。今回は学外のメンバーとの制作ということで非常に緊張しましたが、参加したメンバーはみな優秀で積極性もあり、学内では得られない様々な経験を得ることができています。現在制作しているゲームは運営の方々にも現時点では非常に良い評価を貰えているので、プログラマーとしてはその良い評価をさらに伸ばしていけるように頑張りたいと思っています。」
金井さんのコメント
「まずはこういった大人数が参加する形での対面の制作イベントは初めてだったので、楽しかった、と言うのが第一の感想です。オンラインでも制作はできますが、必須のことしか話さない場合も多く、他のチームを含めて気軽に技術的な相談を行なったり、他愛ない雑談ができるのは対面ならではだと思いました。その甲斐もあり、制作を共にする他大学の友人も出来ました。制作しているゲームについてはコアの部分は実装できてきているので、今後はイベント本番へ向けて細かい調整を行っていきたいと思います。」
なお本イベントには本学学生以外にも教員側から運営として、メディアアーティストであるゲーム&メディア学科ナガタタケシ准教授と、ゲーム業界を経て本学に赴任したデジタルゲーム学科森善龍特任准教授が参加しています。他の学校から運営で参加している教員陣もゲーム業界とゆかりのある先生らが多く、様々な面で教員のサポートを実施しております。
ゲーム&メディア学科 ナガタタケシ准教授
今回のゲームジャムの成果物については、「BitSummit Let's Go!! / ビットサミットレッツゴー!! 」のゲームジャムブースにて展示が検討されています。
最終的にどのようなゲームが制作されるのか楽しみですね。
今後の続報にどうぞご期待下さい。