10月23日（月）、四條畷キャンパス図書館にて絵本ビブリオバトルが開催されました。ビブリオバトルとは、おすすめの本の魅力を制限時間内に紹介し、最も読みたくなった本を投票で決めるゲーム感覚の「書評合戦」です。発表者（バトラー）は、スライドやレジュメを使わず、自分の言葉だけで本の面白さを伝えます。

絵本ビブリオバトルは、ゲーム＆メディア学科 木子香准教授が受け持つ、ゲーム＆メディア学科とデジタルゲーム学科の2年生を対象とした絵本製作を学ぶ「プロジェクト実習2 木子班」とのコラボ企画で、今年で4回目の開催となります。

バトラーは、思い思いの絵本を持ち寄り、好きなポイントや絵本にまつわる思い出などを交えてお気に入りの一冊を紹介しました。

3グループに分かれての1回戦と、勝ち上がったバトラーによる決勝戦が行われ、投票の結果、ゲーム&メディア学科 中下龍之介さんが紹介した「わたし、ぜんぜんかわいくない」がチャンプ本を獲得し優勝しました。

中下さんは「はじめてビブリオバトルに参加したのですが、優勝できるとは思ってもいなかったので嬉しかったです。この本との出会いは、授業で先生が何冊かの絵本を持ってきてくださり、その中でひと際タイトルに衝撃を受けました。手に取り読んでみると、内容に共感し、この本なら私自身の言葉で本の魅力を話すことが出来ると思いました。ぜひみなさんに読んでほしいおすすめの本です」と本との出会いを振り返りながら喜びを語ってくれました。

同じ本でも人によって、着眼点や読み終えた後に持つ感想はさまざまです。発表を通じて、絵本がもつ魅力に触れ、新たな本との出会いが生まれたのではないでしょうか。本学では、今後も定期的にビブリオバトルを開催していく予定です。

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