7月29日(水)に、ゲーム&メディア学科「社会プロジェクト実習」木子・由良班のテーマ発表が行われました。
木子香准教授が指導するプロジェクトチームは、南朝武将楠正行(まさつら)の顕彰・伝承活動に取り組む市民団体「四條畷楠正行の会」の依頼を受けて、「武将・楠正行を後世に伝える」をテーマに3年前から絵本制作やかるた制作、ポスター制作に取組んでいました。また、学内外でカルタ大会なども開催しました。今年度は由良泰人教授の班も加わり、木子・由良班のプロジェクトで47名の学生が「遊びを通して四條畷の魅力を知ってもらう」をテーマに、ゲームを制作します。
当日は、「四條畷楠正行の会」の方々や四條畷市職員にもご参加いただき、オンライン上でテーマ発表を行いました。
はじめに「四條畷正行の会」会長の扇谷氏や、四條畷市の東市長から激励のお言葉をいただきました。
その後、学生たちは8つのグループに分かれ、隠れキリシタンや民話、馬飼いなど、四條畷の歴史をふまえた双六、トランプなどのゲーム制作の企画発表が行われました。
最後に質疑応答が行われ、扇谷氏や四條畷市職員の皆さまから要望や意見、学生からも質問がありました。学生たちはゲーム制作のヒントとなる史実にもとづいたアドバイスをいただくことができました。
学生たちは、ゲームの企画からこの発表の準備まで、オンラインでの議論だけで進めてきました。
今回の発表・議論を踏まえ、グループ内で精度を高めてゲーム制作を進め、11月のイベントに向けてゲーム作品の完成を目指します。