11月6日(土)、大阪電気通信大学高等学校の普通科メディア情報コース2年生を対象とした高大連携授業を実施しました。
同コースでは、本学(主にゲーム&メディア学科)への進学も視野に画像処理やCG、sound、Webなどのメディアに関する基礎知識・技能を学習しています。
この日は、総合情報学部ゲーム&メディア学科の由良泰人教授が講師となり、普通科情報処理教室で「映像制作」の授業を行いました。
由良教授の授業は今回で2回目。前週の授業では「学校の秘密の場所」をテーマに、生徒たちが6グループに分かれて校内で動画を撮影しました。今回はiPadで撮影した動画をもとに、動画編集ソフトを使って3分以内の映像作品を制作。
9月に実施した高大連携授業で学んだサウンドや効果音も駆使し、2時間かけて自分たちのイメージする映像の世界を表現する作業に取り組みました。
生徒たちが作業に取り組んでいる間、ゲーム&メディア学科4年生の学生が一人ひとりのデスクを見て回り、字幕のつけ方などのアドバイスやサポートを行いました。
作品が完成した後は、各グループの作品を上映。クラス全員で視聴しながら意見交換をしました。
普段から趣味で映像制作をしている生徒は「大学の映像専門の先生から教わる機会は大変貴重です。今まで知らなかった知識や技術に触れることができ、とても有意義な授業でした。映像制作の視野も広がり、自身の活動にさっそく活かしたいと思います」と目を輝かせていました。
由良教授は「短い時間の中で皆さんとても頑張りました。映像制作は準備が重要です。撮影や編集作業は『人に分かりやすく伝える』ということを常に意識してください。私が若いころは、今日の皆さんのような作品を作るには多くの機材や技術が必用でした。今はiPad1台で映像制作ができる時代ですので、色んなことに興味を持って撮影、編集、発表し、映像制作の魅力をもっと知ってほしいです」と期待を込めていました。