2年生対象プロジェクト活動演習1で「高校生に研究室の魅力を伝える」をテーマに発表が行われました

工学部

機械工学科

2022.08.08

7月29日（金）、機械工学科2年の学生たちがプロジェクト活動演習1の授業で、「高校生に研究室の魅力を伝える」をテーマに発表を行いました。

全14班に分かれた各グループは、研究室教員へのインタビューや実際に研究室で学んでいて感じることをもとにスライドを作成。そのスライドに音声を追加し、動画にして発表を行いました。

教員の経歴や研究テーマ、その魅力や意義などだけでなく、「高校生に伝えること」を意識し、研究室に来てほしい人物像や中高生のうちにしておくべきことを話すグループもありました。

学生たちは他のグループの発表を聞き「貢献度」「おもしろさ」「伝え方」の3つの項目を5段階で評価し、コメントなどを伝えるピアレビューシートを記入。真剣な様子でそれぞれの発表に聞き入っていました。

3つの項目の得点を総合し、最も優秀なグループに選ばれたのは山本昌平講師の研究室メンバーによるチーム「蜂」。

熱力学を専門に研究する同研究室生は、「かめはめ波を生身の人間が打つにはどうすればよいか」を熱力学で求めることができると話し、熱力学や山本研究室の魅力をアピール。漫画という身近なテーマが発表を聞く学生たちの興味を集め、高評価を受けました。

その後、チームごとに授業の振り返りを行い、うまくいった点や反省点、今後のチーム活動に活かせる学びなどを話し合いました。

最後に、授業を担当する機械工学科の黒河通広特任教授と教育開発推進センターの斉藤幸一特任講師が総評としてよかった点や改善のアドバイスなどを伝え、全グループの努力を称えました。

学生たちにとっては、研究内容を改めて発表することで、自分の学びを見つめ直すことができる貴重な体験になったと思います。

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