2025.07.29
電子機械工学科と機械工学科3年生「キャリア設計」で内定者座談会開催
7月10日(木)、電子機械工学科と機械工学科3年生を対象に「キャリア設計プロジェクト実践」の授業の一環として、電子機械工学科4年生の内定者3人、機械工学科の4年生の内定者4人を迎えた「内定者座談会」を開催しました。
本授業では、就職活動を終えたばかりの4年生が、自身の体験談やアドバイスを語ることで、3年生が就職活動への具体的なイメージを持ち、自身の方向性について考えるきっかけとすることを目的としています。
当日は、学科ごとに2教室に分かれ、4年生はそれぞれ異なる業界・職種での内定獲得までのプロセスを紹介し、情報収集の方法や就職活動の開始時期、エントリー企業数、SPIや面接対策、インターンシップの体験内容など、リアルな視点で語ってくれました。3年生たちは熱心に耳を傾け、メモを取りながら聞いていました。
質疑応答では、就職活動を始めた時期や実際の面接時間、各面接(1次・2次・最終)での質問内容、就職活動での失敗談など、具体的な質問が活発に交わされました。さらに、研究室の選び方や卒業研究と就職活動の両立についても話題が上がり、終始和やかな雰囲気で進行しました。
3年生からは、「就職活動は早期に始めた方が良いと聞いていたので、数社のインターンシップにエントリーし、自分なりに活動を始めています。まずは就職したい企業のインターンシップに参加して、早期内定を目指して頑張ります」「先輩方からリアルな話が聞けて参考になりました。最近の面接は、面談のような雰囲気になっていると知り、少し安心しました。これからも企業説明やインターンシップに積極的に参加したと思います」など、前向きな感想が多くありました。
4年生からは「初めて座談会に参加して楽しかったです。面接は緊張すると思いますが、エントリーシートの内容を覚えるのではなく、自分の言葉で話せるように練習してください。そして、本番では面接官との会話を楽しんでください。興味のある企業があれば、まずは説明会に参加し、早い段階から行動することをお勧めします」といったアドバイスが送られました。
身近な先輩の体験を通じて、3年生が今後の進路について具体的に考える、貴重な時間となりました。