2016.06.13
機械工学科の阿南研と環境科学科の中田研の学生が水資源機構・琵琶湖開発総合管理所を見学
工学部機械工学科の阿南研究室(阿南景子准教授)と同環境科学科の中田研究室(中田亮生教授)との学生・教職員計10名が6月7日(火)、独立行政法人水資源機構・琵琶湖開発総合管理所(青井保男所長)の取り計らいで、同管理所関連の各種機械・水環境設備等を見学しました。
午前中は、青井所長と髙阪管理課長から、水資源機構の業務内容と琵琶湖開発事業の概要について説明を受けた他、車田機械課長らより、機械設備、排水機場の運転支援システム等について学びました。午後は、雄琴沖水質自動観測所と大同川排水機場にそれぞれ移動し、各種観測機器や水門装置等を見学しました。琵琶湖を管理するということのスケールの大きさを実感する一方で、細やかな管理の必要性、その責任の重大性を学ぶことができました。
独立行政法人水資源機構と本学は2009年以降、主に淀川水系のダムにおける水質保全設備に関わる研究を共同で実施しており、現在も、本学メカトロニクス基礎研究所の特定共同研究「複合型曝気循環装置の最適運用に関する研究」の一環として、共同研究を継続的に推進しています。また、これまでに本学の卒業生9名が同機構に就職して活躍しています。