工学部 機械工学科 星野実特任教授の研究室の学生らを中心とした3D工房プロジェクト「地域連携ものづくりプロジェクト」チームが、第14回学生金型グランプリ プラスチック用金型部門に出場し、見事金賞を受賞しました。
星野研究室(左から)
大学院 工学研究科 制御機械工学コース1年 日髙 雄斗さん
大学院 工学研究科 制御機械工学コース1年 宮城 慶雅さん
工学部 機械工学科4年 織田 直弘さん
学生金型グランプリは、教育現場において金型製作を学ぶ学生たちが同じテーマ(出題)に基づき金型製作を行い、その成果をインターモールド展(金型加工技術展)にて金型、成形品サンプルを展示、発表することによって、金型産業の重要性、金型づくりのおもしろさの認識度を国内外に高めるとともに、参加学生の金型設計製作技術の向上を目指しています。
インターモールド展は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から昨年までオンラインでの開催でしたが、今年は、4月20日(水)から23日(土)までインテックス大阪で開催され、本学学生らも金型や成形品サンプルを展示しました。ブースには多くの企業の方々にお越しいただき、激励の言葉をいただいたり、意見交換を行ったりしました。
また、4月21日(木)にはインターモールド2022の会場にて学生金型グランプリの研究発表会が開催されました。製作課題である「飾り小物」の金型製作について各校発表を行い、前もって提出した成形品と金型設計製作資料の審査から、強豪を含む出場校の中、見事金賞を受賞しました。
◇星野研究室 日髙さん・宮城さんのコメント
昨年・一昨年の銀賞に続き、今回の金賞受賞は驚きと嬉しさでいっぱいです。研究室内でアイデアを出し合い、星野先生に丁寧にご指導いただきながらここまで製作を進めてきました。金型製作に必要な射出成形機が学内にないため、成形品のチェックが十分に行えませんでしたが、うまく磨きができていて安心しました。昨年はオンラインでの開催でしたが、今年は現地で展示・解説が行えたことはとてもいい経験になりました。