3月9日(水)、今年度で退職される理学療法学科の吉田正樹教授の最終講義が行われました。
本学の多くの学科では、年度末に教員の退職を記念して、通常講義とは別に「最終講義」と題した特別講義を開催しています。この日も恩師の最後の講演を聴講するため多くの学生が出席し、また教職員らも多数集まりました。
講義では「47年間の生体工学の研究を振り返って」をテーマに、人との出会いから、大学院時代のポーランドでの研修のエピソードや産学連携の共同研究など、ご自身の研究の歴史をお話いただきました。吉田教授は「人とのつながりによって、多くの研究に携わることができました」と長年の取り組みを振り返りました。
人とのつながりを大切にしてきた吉田教授の最終講義には、多くの学生・教職員が聴講に駆け付け、リモート配信でも約75人と多くの方々が参加されました。
講義終了後には花束と、吉田教授に縁のある100人近い関係者・卒業生からの寄せ書きが贈呈され、大きな拍手が送られました。