2022年度の通信工学科1年生の様子をお届けします。
通信工学科では、2019年度から、学生の主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、9人の全教員が、タクナルのファシリテータ(講師)研修を受けて、授業を行っています。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
昨年度までは各教室に分かれて実施していましたが、今年度は2022年3月に竣工したばかりのOECUイノベーションスクエアの学生ラウンジを活用して実施。この学生ラウンジは、パサージュを通る方々が中の様子を目にすることができる作りとなっており、通りすがりの学生・教職員が授業を眺めていました。広々とした環境に学生が一堂に会してグループワークを行う姿は、まさにオープンな学びの空間を体現しています。
7月8日(金)のテーマは、「効果的なダイエットの提案」。学生は全18グループに分かれて、この課題について情報収集・取捨選択しながら次々回の発表に向け準備を進めます。自身のパソコンやスマートフォンを活用して調べものをしたり、自分たちの意見を付箋に書いてまとめたりと、積極的にワークに参加していました。
引き続き、通信工学科の特色である「タクナル」を用いたアクティブラーニングの様子をお伝えいたします。