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2022.09.22

授業科目「異分野協働エンジニアリング・デザイン演習~学科横断型プロジェクト~」の最終発表会を行いました

工学部4学科(電子機械工学科、機械工学科、環境科学科、電気電子工学科)と情報通信工学部通信工学科の合同開講科目(3年次)を2020年度より実施しています。
この授業では、異なる学科の学生がチームを構成し、異分野の知識と技能をもとにしたプロジェクト活動を行いながら、技術者としてのチームワークを学ぶことを目的にしています。
 
 ■これまでの活動の様子はこちら
 
調査研究テーマは生物模倣技術による新しい製品の開発。3つのチームに分かれた学生たちは6月15日に行われた中間発表会を経て、9月14日にこれまでの成果をプレゼンする最終発表会に臨みました。
 
 
学生たちはこの日に向けて、「バッタの脚の機構の模倣」「通勤改造計画~サメとシャコを応用したスキー板の将来~」「山羊の脚の構造をモチーフにしたクライミングシューズの改良」など、個性豊かなアイデアをもとに3D造形先端加工センター等の学内施設で部品を製作し、ミーティングや実験を重ねました。発表では、開発した製品の実物や実験の映像を用意するなど、各チームの趣向を凝らした製品のアイデアを見ることができました。
 
 
 
 
今回のように他学科の学生と一緒に一つのテーマに取り組むことにより、学科を越えた協働作業ならではの幅広い着眼点を取り入れることができます。
異なった角度から出るアイデアを皆で共有し、新たなシミュレーション方法、解析方法や設計手段を利用するなど複数の学科の学生がいるからこその発見をしながら、各チーム、プロジェクトを進めていきました。
また、一つの製作物を完成させるためには様々な知見や技術が必要になります。学生は自身の得意分野のフェーズを担当することで、所属学科の強みや学んだ知識の意義を再発見する良い機会にもなりました。
 
 
 
 
今回の発表会のアイデアは、SDGs探求AWARDS 2022(http://sdgs-awards.umedai.jp/)等の学外への出展や学内のアクティブラーニング展示発表スペースである「OECU Muse」への展示を予定しています。
 
「学部学科の枠を超えて専門外の新たな学問にも触れ、研究のイノベーションを起こしたい」
このような学生の想いを形にする本取り組みを、教職員一同応援していきます。

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