6月14日（金）、通信工学科1年生対象「キャリア設計プロジェクト」の授業で、本学OB

3人による講演が行われました。

はじめに講演を行った三浦智輝氏は、本学情報通信工学部通信工学科を2021年にご卒業。現在は株式会社ミライト・ワンに勤務され、入社4年目となります。

続く武本侑大氏も同学部同学科を2021年にご卒業され、現在は西日本旅客鉄道株式会社に勤務されており同じく入社4年目となります。

最後に講演を行った川端貴氏も同学部同学科を2021年にご卒業され、現在は日本電設株式会社に勤務されており入社4年目となります。

講演は、会社紹介や事業内容、現在の業務内容、大学生活の過ごし方、就職活動の一問一答など学生にとって理解しやすい内容でお話いただき、学生たちは熱心にメモをとっていました。

質疑応答では、「大学でどのような授業や資格を取っておいた方が良いか」や「就職活動中のストレス対策に何をしていたか」「コミュニケーション能力以外にあった方が良いものはありますか」など多くの質問を投げかけていました。

中には、EPS（電気配線区画）やVPN回線（仮想プライベート・ネットワーク）など専門的な質問をする学生もおり、OBから丁寧に教えていただきました。

最後に、本学OBとして三浦氏は「これからどのような職種が必要かを考えた時に“ネットワーク通信”は必須だと思い、この会社に就職を決めました。就職するということにまだ実感がないと思いますが、1年生からしっかり単位をとり3、4年生になって就職活動や研究、自分のやりたいことができるよう時間に余裕をもって大学生活を過ごしてください」とアドバイスを送りました。

武本氏は「鉄道の仕事は、さまざまな分野があり専門知識が必要なこともありますが、その分おもしろく勉強のやりがいがあります。簡単な資格でも良いので取得しておくと、就職しても力になるので在学中から資格勉強にも励んでください」とエールを送りました。

川端氏は「自己分析し自分にあった職種、企業を見つけてください。そして一社以上の候補を見つけ複数の会社の選考を受けてください。就職で今後の人生が変わるので、手を抜かず大学生活を満喫し後悔のないようにしてください」と締めくくりました。

授業に参加していた学生は「先輩方みなさんが優秀な方ばかりで凄いと思いました。授業や卒業研究から多くのことを吸収されており、私自身も見習いたいと思いました」「今日の授業を聞いて就職するということのイメージが湧きました。就職活動中のストレス対策について質問をした際、みなさんそれぞれ発散方法を持っていたので切り替えの大切さを知りました」と話してくれました。

就職活動のイメージや大学生活の過ごし方を再確認するとても貴重な時間となりました。