2022年度の通信工学科1年生のキャリア授業がスタートしました。
通信工学科では、2019年度から、学生の主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、9人の全教員が、タクナルのファシリテーター(講師)研修を受けて、授業を行っています。
タクナルは、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
昨年度までは各教室に分かれて実施していましたが、今年度は2022年3月に竣工したばかりのOECUイノベーションスクエアの学生ラウンジを活用して実施。この学生ラウンジは、パサージュを通る方々が中の様子を目にすることができる作りとなっており、通りすがりの学生・教職員が授業を眺めていました。広々とした環境に新入生が一堂に会してグループワークを行う姿は、まさにオープンな学びの空間を体現しています。
入学後初めての実施となる今回は、相互理解のためのアイスブレイク「ギャップの王様」を行いました。自分の個性を表すキーワードを記入したシートをもとに自己紹介を行い、グループごとに最もギャップのあるキーワードを挙げた「ギャップの王様」を選出します。
参加した学生は「初めて顔を合わせる同級生が多く緊張しましたが、グループワークを通じてすぐに打ち解けることができました。これからの授業が楽しみです」と感想を聞かせてくれました。
引き続き、通信工学科の特色である「タクナル」を用いたアクティブラーニングの様子をお伝えいたします。