近代建築6月号別冊「卒業制作2022」が発刊されました。
本学からは、大学院建築学専攻の武田剛さんの卒業制作が掲載されています。
同雑誌への掲載は、建築学科として初めてです!
学部時代に学んだことや、学内外問わず多数出展したコンペなど、4年間の知識と経験の集大成として設計された卒業制作。
そして、さらなる知見を求めて大学院へ進学し、自身のやりたいことを学び表現し続ける武田さんに今回の作品について話を聞きました。
―:卒業制作で、特に力を入れたことは何ですか?
武田さん:現地へのリサーチです。都市部の再開発に注目して、対象敷地である京橋にどんな建築が合うかを調査することに力を入れました。そのために、10回くらい京橋まで足を運びリサーチを行いました。
―:今回、自分の作品が掲載されたことに対して、率直にどんな気持ちですか?
武田さん:ありがたくて光栄に思っています。でも実を言うと、卒業設計は自分の中ではあまり納得がいってなかったんです。設計を行っていく中で自分にとってプラスになる経験はたくさんあったのですが、作品に関しては悔しい思いもあって。でもその分伸びしろがあると思うので、この悔しさを忘れないようにこれから頑張っていきたいです。
同雑誌は書店等でも販売されていますので、興味のある方はぜひお手にとってご覧ください。
引き続き、建築学科では環境や情報をはじめ、多岐にわたる専門領域の知識を基盤に次世代を担う建築のプロの育成をめざします。
大阪電気通信大学大学院 工学研究科 建築学専攻
武田 剛
IF建築
大阪京橋の再開発と新たな商業の在り方