事業主である大阪府住宅供給公社様と既存団地の活性化を目指してこれまで様々な提案などを議論してきました。本学の建築学科からは北澤研究室の有志である「Create For Smile」の学生を中心に、佐々木研究室の支援を受け、学生の力で団地の皆さんに何が出来るか、これまでの再開発方式でなく居住者目線で出来ることを見つけようということでスタートしました。
今年度の目標として「団地を知る」調査研究から始め、次年度以降から「団地での実践」として具体的なイベントと住宅改修を目標にしています。各フェーズで社会の変化に対応できる段階計画とし、産官学連携によりトライ&エラーのサイクルを継続し、団地再生のリーディングプロジェクトとして期待されています。
今回はこれらの構想のスタートにあたり、学生たちが企画運営をし、9/10(土)に香里三井団地内の集会室にて夏のイベント「新秋座談会」を開催しました。住民の皆様との距離を縮めるために、参加者の名札づくり・団地に関するクイズ大会・学生から高齢の方へのボランティアカード配布・今後のためのアンケート…などを行いました。これから始まる団地活性化にむけて、そよ風ではありますが団地に新しい風が吹き笑顔あふれる「ニコニコ」な1日でした。
公社賃貸住宅 『SMALIO』(スマリオ)
団地再生ポータルサイト『響きあうダンチ・ライフ』
「ニコニコのデザイン」PJの経過は随時こちらでご報告しますので、続報を楽しみにお待ちください。
(本取組みは、SDGs「1」「3」「11」「12」「16」「17」などに該当します)