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2023.07.14

建築学科2年生「キャリア概論」の授業で八木邸の見学が行われました

7月13日(木)、建築学科の2年生が「キャリア概論」の授業で、寝屋川市香里園にある八木邸の見学を行いました。

この八木邸を設計されたのは建築家・藤井厚二 (1888-1938)で、大山崎にある国の重要文化財に指定されています。「聴竹居」を自身の実験住宅として設計されました。

香里園の八木邸は1930年、大阪で商売をしていた八木市造 氏が施主となり、藤井氏により設計され、大工・酒徳金之助 氏によって建てられた、木造二階建ての住宅であり、貴重な文化遺産のひとつです。

 

聴竹居と同様に、環境工学の視点から設計されたこの住宅は、冷暖房がまだ一般家庭に整っていない時代においても家の中を風が通り、暖められた空気を外に出すなど、自然のエネルギーを上手く取り入れて快適に暮らすことのできる工夫が随所に詰まっています。

 

また、建物だけではなく、家具や照明、陶器など細かいところまで、藤井氏がデザインし、それらが今でも現存している貴重な住宅となっています。

 

建築史で藤井氏について詳しい建築学科 矢ヶ崎善太郎教授が応接間にて解説をし、八木邸倶楽部のスタッフの方々も台所や2階の各部屋、外観について解説をしていただきました。学生たちは熱心に説明を聞き、メモやスケッチを取り観察をしていました。

 

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