2024.06.21
3年生対象「キャリア設計」の授業で本学OB・OGによる業界職種研究会開催
6月12日(水)、工学部建築学科3年生を対象に「キャリア設計」の授業の一環で、本学OB・OGをお招きし就活座談会が行われました。
この授業は、建築・建設業界もしくは、関連する職種に就かれている入社3年前後の先輩方から直接お話しを伺うことで、学生が視野を広げ、夏のインターンシップに向けて自主的に活動できるようアシストすることを目的としています。
学生たちは各ブースに分かれてメモを取りながら、事業内容や教育制度、福利厚生などの説明を熱心に聞いていました。
次に、建築学科OB・OGの方からは、現在携わっている仕事内容や1日のスケジュール、仕事のやりがいなどについてお話をいただきました。また質疑応答の時間では、どのように就職活動し企業を探したのかなどの話題があがりました。
OB・OGからリアルな話を聞くことができ、説明会後も質問をする学生の様子がうかがえました。
守屋春香さん(建築学科3年)は「何がしたいのか、どのような職種につきたいのか自分でもまだわからないので、いろいろな話を聞いて見つけていきたいと思います。先輩方の話がわかりやすかったので今日の授業に参加して良かったです」と今後のインターンシップに向けて意欲的な様子をみせていました。
本学OGの五島穂乃佳氏(株式会社長谷工設計)は「就職活動が本格化する前の3年生という時期に、熱心に話を聞いてくれていたので嬉しく思いました。これからはじまるインターンシップでは、多くの企業へ応募し、積極的に参加して視野を広げてください。そして、就職活動へ向けての準備としては、ポートフォリオをしっかり作っておくことと、インターンシップで得た情報や自分の学びをカタチとして残しておくことが重要です」とアドバイスをいただきました。
本学OBの中村威吹氏(株式会社竹中工務店)は「質疑応答形式で実施しましたが、積極的に質問をしてくれる学生が多く、前向きな姿勢に好印象を受けました。勉強も就職活動も日々の積み重ねが大切です。同業他社の違いはもちろん企業研究を行い、しっかり情報を整理して、しっかり自分をアピールできるように準備をしていきましょう」と自身の経験をもとにアドバイスを送りました。
最後に、建築・デザイン学部 建築専攻 飯島憲一教授から「OB・OGのみなさんの成長に感動しました。また、学生が真剣に話を聞き、メモをとっている姿に感心しました。みなさんの熱心な説明が3年生に伝わったと思います」と話しました。
これから本格的な就職活動が始まる学生たちにとって、自身の活動イメージや就職するということについて具体的なイメージを持つとても貴重な時間となりました。
参加いただいた企業(50音順)
・大阪市役所
・大鉄工業株式会社
・株式会社一条工務店
・株式会社きんでん
・株式会社竹中工務店
・株式会社東洋設計事務所
・株式会社長谷工設計
・株式会社フジタ