2019.12.05
建築学科1年の授業で「サヴォア邸模型制作」の優秀作品のレビューをおこないました
12月2日(月)、寝屋川キャンパスY号館で工学部建築学科1年の第3課題となった「サヴォア邸模型制作」優秀作品のレビューがおこなわれました。
この第3課題は、建築学科後期課程の課題として学生たちに課された模型制作で、フランスの歴史的建築物にも指定された「サヴォア邸」を制作するといったもの。
当時の建築家たちに大きな衝撃を与えた近代建築とあって学生たちのやる気もひとしおで、制作期間中は「まるで教室が模型制作会社になったようだ」と担当教員からのコメントもありました。
レビュー当日は、担当教員が選出した8作品を制作した学生たちが「テーマ」「工夫した点」など、質疑応答を交えてプレゼンテーションを行いました。
選出した教員からのコメントもあり、選出された学生たちは自身が制作した模型のレビューを真剣な面持ちで聞いていました。
学生たちの作品は十人十色で、サヴォア邸独自の内装や庭の芝生を作りこんだり、あえて窓枠の棧を取った独自のデザインにしたりと、さまざまな工夫を凝らしていました。
ただ与えらえた課題をこなすのではなく、「模型の役割とはなにか?」とモノごとの本質を見抜いて制作していた学生が多かったのが印象的でした。
今回選出された作品のなかから後日、最優秀作品が選ばれます。
今後とも学生たちの活躍にご期待ください。