2020.04.21
工学部建築学科3年生の武田 剛さんが「第9回E&GDesign学生デザイン大賞 商業空間のエクステリア部門」で入賞
工学部建築学科3年生の武田 剛さんが、「第9回E&GDesign学生デザイン大賞~ソトの暮らし方、生きがい~」をテーマにしたコンペで佳作を受賞しました。
武田さんが受賞したのは、「商業空間のエクステリア部門」。
カフェ、美容室をはじめとする、店舗のファサード、アプローチ、緑化計画などを提案するものです。
この賞は、屋外環境デザインについて、エクステリア業界、一般生活者のエクステリア・デザインの向上を目指し、空間・デザイン系を学ぶ学生から、
新鮮で独創的なアイデアを広く募集したものであり、提案趣旨と作品パネルを提出し審査が行われました。
住まい方や利用の仕方、身体面・心理面、省エネ・環境性等の要素と空間の関わり方を考えた空間デザインについて、作品提出を行い、この度の入賞となりました。
作品意図や重要視した部分について、武田さんは、「私の地元の、ある廃校になった小学校跡地を計画敷地にしました。人通りが少なくなったこの地を盛り上げるため、
そして近隣病院の患者さんのためにも少し気分転換になる緑あふれた場所を作りたいと考えました。
『病院の患者さんと地域住民とお見舞いに来た人たちのコミュニティ』
これを実現するために様々なプランを考え組み合わせていきました。
・大きな畑
・とれたて新鮮な野菜を使ったカフェ
・イベントなどで使えるステージ
・お見舞いに来た人がすぐに立ち寄れるお花屋さん
・森の休憩所
・図書館
・体育館
これらをパーゴラと木々でつなぎ合わせ直射日光を遮る廊下を作り患者さんや高齢者の負担を軽減させる、
公園のような身近な複合商業施設が今回の私たちの作品です。」と語ってくれました。
2018年に新設された本学の建築学科。設計実習など日ごろの学修の成果と弛まぬ努力が結果として表れた、1期生の武田さんの活躍は他の学生の刺激にもなります。
引き続き、建築学科では環境や情報をはじめ、多岐にわたる専門領域の知識を基盤に次世代を担う建築のプロの育成をめざします。
※ 以下、受賞作品一部