9月1日(火)・2日(水)、オンラインで行われた「第4回日本建築学会グローバル化人材育成プログラム」に工学部建築学科3年生の高橋侑里さんが参加しました。
このプログラムは海外での建築活動に興味のある学生が全国から集まり、講義の受講・講師から与えられた課題作成(グループワーク)・講評を通じてグローバルな建築デザイン・マネジメント・エンジニアリングの人材を育てる2日間の育成プログラムです。
今回のプログラムは学科からの推薦と、建築学会の厳正な審査の結果、高橋さんが選出されました。
当日は、世界を舞台に各方面の第一線として活躍するスペシャリストが講義を担当。実務者・研究者からなるメンターからの知識サポート(社会的背景や実務に関する知識)も受けられ、充実した2日間になったようでした。
グループワークでは、参加者が6グループに分かれ『海外で高層ビルを作ることになった。日系の発注者の立場で、どこに、どんなビルを建てれば成功するか?』というテーマのもと課題作成とプレゼンテーションを行いました。
高橋さんのチームは、韓国・釜山にワ―ケーションビルを建設する案を発表。見事、嘉藤洋光賞を受賞しました。
高橋さんは「リモートでのグループワークは、自分の考えを伝えること、メンバーの意見をまとめることが難しく感じました。このプログラムを通して、統率力・協調性・実行力が身につき、これからの働き方に通じる、貴重な経験ができました。」と話してくれました。
初のオンラインでの開催となりましたが、多くの学生や先生と交流することができ、例年と変わらず多くのことが得られました。