2021.02.17
建築学科飯島研究室で構造の強さを体感する取り組みを実施
工学部建築学科の飯島研究室で、ゼミ生を対象に厚紙とアルミの重りを使って、構造の強さを調べる簡単な実験を行いました。
参加した学生は、重りに耐えることのできる構造となるよう、授業で修学した「折板構造」「トラス構造」「梁構造」など意見を出し合い、厚紙を折ることでさまざまな模型を製作。
製作した厚紙の上に重りを載せて、潰れずに堪えることができるのか試していきました。
失敗して潰れた模型についても、
「なぜ構造体として弱かったのか」
「どの部分から壊れ始めるのか」
「どのように補強すれば耐荷重を増やすことができるのか」
についてさまざま話し合いを行いました。
建築手法や内部構造についてイメージでは理解しているつもりでも、それがどのような理屈と理論でそうなっているのか。自分の中に落とし込み、自らの言葉で説明ができるようになることが重要です。
今回の簡単な実験から、授業で学んだ内容が実際の建築物や構造にどう影響していたのか「気づき」を得られる機会となり、また、知識をどう実物に活用・応用するのかを考えることができました。
今後もこのような取り組みを通じて、授業で学んだことの知識定着と応用を考える場をつくっていきます。