3月31日(水)、建築学科のポプラプロジェクトメンバーを中心とする学生らが、これまで指導を受けた集大成として、新棟「OECUイノベーションスクエア」2期工事エリアに設置することを想定した家具デザイン・設計図を製作し、講評が行われました。
学生らは、OECUイノベーションスクエア1階のi Loungeに集まり、各々のデザインを持ち寄って、寝屋川キャンパス大規模リニューアルの設計を担当している株式会社竹中工務店や家具メーカーの設計・製作者から講評の言葉をいただきました
1つ1つの作品に対して、デザイン面はもちろん、家具としての使い勝手や強度など様々な角度から丁寧にコメントやアドバイスをいただき、学生らは真剣に耳を傾け、メモをとっていました。
また、建築や家具を設計する時のそれぞれのコツやポイント、手を動かしてデッサンやデザインをすることの大切さなど、貴重なお話をたくさん聞くことができました。
最後に、「学生時代はついついセンスや感覚の優れた人と自分を比較してしまうこともあるが、訓練することで修得できることが多いです。誰かと比べずにポジティブに転換して考えることが重要」と、学生らにメッセージをいただきました。
講評後には、OECUイノベーションスクエア1期工事エリアに新しく設置された家具を見学して回りました。
それぞれに学生の提案したスケッチイメージも大胆に採用されており、実際に設計・製作された方から一つ一つ家具を紹介していただくことができました。学生らは実際に使ったり座ったりして、形や材質、使い心地を確かめていました。
家具に込められた思いや、製作の裏側など様々なお話も色々と聞くことができ、とても有意義な時間となりました。
寝屋川キャンパス大規模リニューアル工事は、建築学科の学生の実学教育の場となっています。
今後も引き続き学生を取材していきます。