7月3日(土)建築学科学生と教員がドローンアーキテクチャー株式会社協力のもと、寝屋川キャンパスOECUイノベーションスクエアのドローン空撮を実施しました。
当日の天候は、晴れ間もありましたが梅雨空らしい曇天。
雨が降れば飛行できず、晴天であれば陽の当たる場所と当たらない場所ができ、空撮には不向きとなるため、ドローン空撮には好条件でした。
OECUイノベーションスクエア上空の飛行・撮影は予め飛行計画をプログラムし、自動で実施。東西方向に3経路、南北方向に5経路とし、344枚の静止画が撮影されました。
また、自動飛行では撮影が難しい建物の側面は、手動飛行および手持ち撮影にて、さらに300枚あまりの静止画が撮影されました。
建物の3Dデータ化は、複雑な構造物に対しても精度の高い測量が可能となります。また、将来的な維持管理等のメンテナンス時にも3Dデータの活用が大いに期待されます。
一般的に建物の3Dデータ化には、レーザースキャナーや赤外線スキャナーを使用しますが、高所や人が立ち入れない場所の測量にはドローンが活躍します。
今回は、ドローンで画像撮影を行い、そのデータを用いて3Dデータを作成しました。
なお、飛行の前日には所管警察署へ飛行計画の事前説明を行い、当日も飛行開始と終了報告を行うなど許可を得て適切にドローン空撮を行っております。