7月29日(木)、A号館3階の建築学科研究室で、建築学科1期生である4年生の卒業研究・卒業設計の中間試問会を行いました。
当日は、8研究室を2グループに分け、学生たちは準備したA3サイズの概要資料とパワーポイントを使って、審査員(教員4名)と学生らに対して卒業研究・卒業設計の概要を発表しました。
発表では、各々が4月より取り組んでいる卒業研究・卒業設計について、これまでに行った資料収集と分析、調査・実験などの現状報告をしました。さらに、今後予定している研究活動や制作活動についても報告しました。
2人一組で同じデーマを取り組んでいる場合は2人で発表し、それぞれの担当箇所や共同で実施している箇所などについても詳細に説明をしました。
審査員である教員からは鋭い質問が投げかけられましたが、発表者は発表とともに質疑応答に関しても十分に準備を行い、的確な回答をしていました。
この中間試問会は、個々人の状況を自分自身が整理する大変良い機会であるとともに、同級生がどのような研究・設計を実施予定であるかを知り得る機会ともなり、4年生はお互いに良い刺激を受けたようです。
また、当日は公開実施としたことから、建築学科下級生も多数見学に訪れました。特に、建築学科3年生は、後期からの研究室の配属希望のためにも熱心に見学をし、上級生の卒業研究・卒業設計のテーマと各研究室の特徴を理解しようと努めている様子が伺えました。