2021.12.10
建築学科2年生 古本直輝さん 宅地建物取引士試験(宅建)合格インタビュー
今回、国家資格である宅地建物取引士(以下、宅建)の資格を取得した建築学科2年生の古本直輝さんに、一問一答形式でインタビューさせていただきました。
―:宅建合格おめでとうございます!
古本さん:ありがとうございます!
―:宅建は合格率が10%台と難関資格ですが、なぜ資格取得をめざされたのでしょうか?
古本さん:学科で学びを深めるうちに、関連する資格、それも就職に強い資格を学生のうちに取りたいと考えたからです。
―:何回目の受験で合格されたのですか?
古本さん:今回初めてでしたが、合格できました。
―:すごいですね、資格学習支援センターなどは利用されたのですか?
古本さん:利用しました、新型コロナの影響でリモートでしたが、分からないところを何度も見返すことができて助かりました。正直独学では難しかったと思います。
―:1日どのくらい勉強したのですか?
古本さん:1日2-3時間ほどです。土日も含め3か月間、とにかく勉強しない日を作らないように毎日継続しました。
―:毎日は大変ではなかったですか?
古本さん:大変でしたが、朝と夜に必ずすると自分の中で決めて、それを実行していきました。授業が無い日は、しっかり息抜きもしながらメリハリのついた勉強ができたと思います。
―:メリハリは大事ですね!なぜそこまで、しっかり実行できたと考えていますか?
古本さん:資格の勉強に対してストレスはなく、むしろ興味のある分野だったので、楽しく勉強できました。また、将来につなげるため、絶対に合格したいというモチベーションもありました。
―:受験にあたり、得意分野や苦手分野はありましたか?
古本さん:得意なのは、建築基準法や民法です。楽しく勉強できました。反対に、宅建業法は理解するのに少し苦労しました。
―:他にめざしたい資格などはありますか?
古本さん:受験資格をとれたら二級建築士、そして一級建築士を取りたいです。そして、かなりの難関ですが、不動産鑑定士にもいつかチャレンジしてみたいです。
―:ぜひ頑張ってください。応援しています!建築の勉強をとても楽しんでおられるようですが、普段の授業で印象に残っている授業はありますか?
古本さん:建築設計実習ですね。これは色々な課題や実習を通して、建築の企画・設計に関する知識や技術を得るものでしたが、建築設計に必要な分析⼒、創造⼒、そして表現⼒をかなり鍛えられました。
―:大変な授業ですが、得られるものが非常に多い授業ですね。最後にこれから建築学科をめざす高校生に一言お願いします。
古本さん:なんとなく建築を学ぼうであったり、なんとなくこの資格を取ろうでも最初はいいかもしれません。でも、できればなるべく早い段階で、自分の将来をイメージし、どんな自分になりたいのか。こんな自分になりたいから、建築の構造や設計を学ぼう、そして将来必要になるからこの資格を取ろうなど、先をイメージすると学修のモチベーションがあがるかなと思います。
―:本日はありがとうございました。
古本さん:ありがとうございました。
今回の取材で古本さんは、資格取得や学業を通じて、後輩や今後建築学科に入学してくる学生の目標となりたいと語ってくれました。同様に、学科内では3年生の二級建築士合格者も出ており、自分も先輩を目標として頑張りたいなど、学科内では学年を超え、切磋琢磨する様子が見て取れました。
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以下は建築設計実習での課題(一部)