5月25日(水)、建築学科3年生「キャリア設計」の授業で、建築に携わる方々をお招きしての特別講義が行われました。
2教室に分かれて、施工管理について竹中工務店の平将次郎氏、行政について寝屋川市の清山昌俊氏(まちづくり推進部)、湯田直樹氏(まちづくり推進部)山口幸宏氏(都市基盤整備部)にお話しいただき、学生たちはそれぞれ受講しました。
竹中工務店の平将次郎氏は、ご自身の経歴や、入社後に実際に携わった現場での経験から、施工管理がどのような仕事かを分かりやすくご説明いただきました。
また、実際に世間で起こった建設に関するトラブル事例などを交えて、施工管理の仕事の責任の重さや大切さを伝えてくださいました。
更に、将来に向けた取り組みとして、建築業界のICTやロボティクス研究の話題を取り上げ、学生たちは未来の建築の話に真剣な様子で聞き入っていました。
一方の教室では、行政の視点から、寝屋川市のまちづくりについてお話いただきました。
寝屋川市の紹介や、行政の立場から建築に携わることができる建築技術職員の仕事の紹介。また、寝屋川市が取り組む京阪本線やJR学研都市線などを軸とした道路整備・まちづくりなどを実際の事例を交えて紹介していただきました。
さらに、寝屋川市第四中学校区小中一貫校の施設整備事業や、リニューアルした寝屋川市立中央図書館の建設、「ねやがわ建築賞」の開催など、実際に行われている取り組みについてお話いただき、学生たちは興味深く耳を傾けていました。