2025.10.23
医療工学専攻の学生が「けいはんな万博2025」閉会セレモニーで学生宣言
10月11日(土)、けいはんなプラザ(京都府相楽郡)で開催された「けいはんな万博2025」閉会セレモニーで、伊藤美柚さん(健康情報学科医療工学専攻1年)が学生サミット代表として「けいはんな学生宣言」を行いました。

「けいはんな万博2025」は、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる関西文化学術研究都市を舞台に、大阪・関西万博と連携して半年間にわたり開催されたイベントです。最先端技術の現状や未来を国内外に発信する「もう一つの万博」として、さまざまな企画が実施されました。
伊藤さんは、3泊4日のけいはんな大学サミット(合宿)に参加し、その成果やこれまでの活動を通して、けいはんなの未来について学生代表として宣言しました。
サミットでは、「ありうる未来」や「民意を反映する社会」「生涯現役の実現」などをテーマに、社会データから客観的指標を導く方法について議論。チームで課題を発見し、新しい豊かさを考えるなど、これからの社会のあり方について意見を交わしました。
発表を終えた伊藤さんは「参加した理由は、政策に興味があったからです。合宿に参加する前は、自分は理系大学で医療を学んでいるので文系の話は関係ないだろうと思っていましたが、実際に参加してみると、その考え方も大切だと気づき、視野が広がりました。合宿のチーム分けでは、私は『政治意思決定』班を担当しました。最初はわからないことも多く、聞いている時間の方が長かったのですが、先生方が丁寧に教えてくださり、理解を深めることができました。このような機会はなかなかないので、とても良い経験になりました。将来は医療機器の開発に携わる仕事をしたいと考えていますが、在学中にさまざまな経験を重ねながら、柔軟に将来を考えていきたいです」と将来への抱負を語りました。
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宣言内容
意思決定の未来:「市民が未来をデザインする日常」
政治は、一部の専門家任せではなく、市民一人ひとりの日常となります。私たちは、政策をバーチャル空間で体験できる「メタバース国会『実想空間』」を提案し、政治参加のハードルを根本から下げます。1人ひとりの「当事者意識」が、計算資源と連携し、未来をデザインする力となる社会を導きます。
けいはんな万博2025
医療工学専攻

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