大阪電気通信大学 四條畷キャンパスでは6月5日(日)、7月17日(日)、8月20日(土)の計3回のオープンキャンパスが開催されました。
なお6月5日分については以下でも詳細をご覧いただけます。
オープニングイベントは四條畷キャンパスの「コナミホール」からスタート。大学全体の紹介の後、入試課からの入試説明、総合情報学部と医療健康科学部の学部紹介が行われました。8月20日は各学科の在学生が壇上に上がり、Q&A形式で「なぜ大阪電気通信大学を選んだのか?」「入学して驚いたことは何か?」など、高校生が今一番気になっているポイントをリアルな回答でお伝えしました。
デジタルゲーム学科では、午前の部に4年生の西川七海さんが登壇。西川さんは大学ではゲーム制作に加え映像分野の技術を学び、来年度からは映像制作会社での勤務を予定しています。
高校生に伝えたいことは?という質問に対し「学ぶことも遊ぶことも大切にしてほしい。今しかできないことがきっとある。ただ時間を過ごすのではなく有意義に時間を使うことを考えてほしい」とメッセージを送ってくれました。
デジタルゲーム学科 西川七海さん
また、デジタルゲーム学科では学科説明会・入試内容の説明・各種模擬授業などを実施し、多くの来場者の方にご参加いただきました。
門林理恵子 主任からの学科紹介。本学科の特徴説明や最新の学科活動など報告。
魚井宏高 教授の主な研究分野はヒューマン・インタフェース。模擬授業では、日頃意識せず使用しているゲームコントローラのインタフェースを変化させると、遊びの幅がどのように変化するかを、マイコンを利用して実演しました。
ゲームデザインを中心にゲーム制作活動を専門とする森善龍 特任准教授は、ゲーム会社の枠組みや、ゲームアイデアの出し方についての模擬授業を実施。
データ工学を専門としている上善恒雄 教授はゲーム制作における簡易的なプログラミングを題材に、数学的にはどのようにその処理が成り立っているかなどを模擬授業で初心者の人にもわかりやすく解説しました。
ゲームエンターテインメントを専門としている中根康之 准教授は現在の日本のゲーム市場を多角的に説明。今後どのような事が予想されるかなどを模擬授業として解説しました。
また四條畷キャンパス全体の試みとして、本学が保有する先端マルチメディア合同研究所”Joint Institute for Advanced Multimedia Studies”(英語略称JIAMS、通称ジェイムス:
http://jiams.osakac.ac.jp/)のスタジオ見学が実施されました。
映像編集スタジオ、音像編集スタジオ、CGスタジオ、モーションキャプチャースタジオの4スタジオを回りながら過去に本学生が参加した産学連携プロジェクトや、最新の運用状況などの説明が行われました。
各スタジオにはその分野のスペシャリストが専任スタッフとして在籍しています。本学の目玉でもあるモーションキャプチャースタジオの説明については、実際にスタジオに所属し日々勉強をしながら勤務を行っている学生スタッフメンバーが高校生に対してスタジオの設備や日々の業務の説明をしてくれました。
また、当日にオープニングイベントを実施したコナミホールでの運営も、ジェイムスに所属している技術学生スタッフが活躍しています。映像の切り替えや音響の設定など、オペレーションルームでは実際に学生が日頃の勉強の成果を発揮してくれました。
今年度のオープンキャンパスは夏季期間にて終了しましたが、デジタルゲーム学科は様々な場で引き続き本学科の魅力をお伝えいたします。高校生の方や保護者の方で本学科に興味を持たれた皆さんは是非、今後の情報にご期待ください。