2019.11.11
小川研究室の学生が「第18回 2019年度 情報処理学会関西支部 支部大会」で支部大会奨励賞を受賞しました
9月23日(月・祝)に、大阪大学中之島センターで行われた「2019年度 情報処理学会関西支部 支部大会」で、工学部電子機械工学科・小川勝史研究室の田中和紀さん(同学部同学科4年生)が支部大会奨励賞を受賞しました。
今大会は、関西地区における情報処理分野の研究者・技術者等による、研究成果発表ならびに活動報告の場として開催されたもので、今年で18回目の開催となります。
田中さんが受賞した学生奨励賞は、全発表数144件のうち、学生優秀発表賞・支部大会奨励賞の対象となる78件から審査され、受賞に至りました。
今回、田中さんが発表した論文「農業IoT用土壌センサと計測システムの開発」で発表されたシステムは、「手作業が多い農作業は、AIで対応できないだろうか?」というところに着想を得て開発したもの。
長年の農業従事者が手作業で行っていた「土壌のph計測」をセンサで行い、データベース化することによって「毎日畑に行かなくても、データを見れば作業が必要かわかる」、「経験を頼りに行っていた作業が、数値化されることにより初心者でも参入しやすくなる」などの利点があるそうです。
田中さんは、農場での実証実験や今システムを使った学生ベンチャーを視野に入れながら更に研究を進めていくとのことです。
今後も学生たちの活躍にご注目ください。
【支部大会奨励賞】
論文題目「農業IoT用土壌センサと計測システムの開発」