2023.04.13
「テクノフェアin新地町」を開催しました
3月24日(金)、25日(土)に福島県相馬郡新地町の新地町文化交流センターで「テクノフェアin新地町」を開催しました。
震災復興ボランティアの一環として、2016年から工学部環境科学科の学生たちが福島県相馬郡新地町に出向き、地元の小学生を対象に「理科実験教室」を開催していました。ここ数年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、開催中止やオンライン開催となっていましたが、本年度より本学が主催となり「テクノフェアin新地町」とイベント名を変えて現地開催することができました。
当日は、齊藤安貴子教授(工学部環境科学科)、森田成昭教授(工学部基礎理工学科)、由良泰人教授(総合情報学部ゲーム&メディア学科)が講師となり、環境科学科と基礎理工学科の理科教職課程、視覚文化研究室(由良泰人教授)の学生らがサポートを行い、本学が地域貢献の一環で実施している「テクノフェア」と同様、科学やモノづくりに関するさまざまな催しを行いました。
齊藤教授は「コロナ感染拡大の中、3年前は中止となってしまい、ここ2年間はWeb実験を実施しました。現地で実施するのは3年ぶりになります。やはり、子供たちの笑顔を直接見ることができたのが、一番嬉しいことだったと思います。
また、新地町でイベントを実施した学生たちは、いまだ津波の爪痕が残る海岸線などを見学し、震災復興がまだまだ途中であることを認識してくれたようです。大阪と福島県は遠く離れていますが、我々にできることがまだあると思っています。今後もこのイベントを継続していきたいと思っています」と語りました。
今後もテクノフェアをはじめさまざまな取り組みを通して、地域への貢献及び地域との連携を深めていきます。
テクノフェアin新地町