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2015.09.08

布目ダム(奈良県)にて実地調査実験および講演会を行いました

工学部環境科学科の中田研究室(中田亮生准教授)が8月25日(火)〜8月28日(金)にかけて、布目ダム(奈良県奈良市)において、水中の溶存酸素および循環流を測定する実地調査実験を行いました。また実験期間中は、中国・西安建築科技大学の蘆金鎖(Lu Jinsuo)教授をお招きして共同で実験を行うとともに、27日(木)には現地の水資源機構布目ダム管理所にて、奈良県内のダム関係機関の方々等を対象とした講演会を実施しました。

 

 

 

 <講演会>

■『中国都市水源水質と改善事例』

     講師:西安建築科技大学(中国) 蘆 金鎖 教授

■『布目ダム・日吉ダムにおける複合型曝気循環装置の実地調査実験』

     講師:大阪電気通信大学 工学部環境科学科  中田亮生 准教授

 

実験では中田研究室の4年生と大学院生の計11名が実験に参加し、当該のダム貯水池の水環境に関わる貴重なデータを取得することができました。同様の実験が今年4月に日吉ダム(京都府南丹市)でも実施され、得られた各種データは今後、これらのダム湖に設置された新型の曝気装置の性能評価と、その最適な運用方法を見出すために活用されます。

 

本実験は、本学メカトロ二クス基礎研究所(MERI)の特定共同研究「複合型曝気循環装置※の最適運用法に関する研究」の一環として、独立行政法人水資源機構および株式会社丸島アクアシステムとの産官学共同で実施しています。

 

 

※複合型曝気循環装置・・・

貯水池深層での酸素不足を解消すると同時に、表層でのアオコの大量発生を抑制することを目的とした水環境設備です。1台で2機能を選択的に運用できるのが特徴で、独立行政法人水資源機構と株式会社丸島アクアシステムによって共同開発されました。大阪電気通信大学の中田研究室では2009年以降、その開発と評価および最適運用のために、協力して各種実験を行っています。

 

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