2024.11.08
環境化学専攻教員による高大連携授業を実施しました
10月28日(月)、寝屋川キャンパスLab2(V号館)にて工学部基礎理工学科環境化学専攻 川口雅之教授による大阪電気通信大学高等学校工学科3年生を対象とした高大連携授業を実施しました。
「電気化学の基礎 “二つの元素の組み合わせで電池ができる”」をテーマに、電池の起源や、電池の仕組みについて学び、実際にアルミニウム空気電池を作る実験を行いました。
制作したアルミニウム空気電池で小型のプロペラを回す実験も行い、正極に空気中の酸素、負極にアルミニウム、電解液には食塩水を用いて両極における酸化還元反応を利用し電圧・流電を発生させプロペラが回る仕組みに生徒たちは真剣な表情でレポートを書きながら取り組んでいました。
最後に充放電ができる電池である二次電池についても学び、持続可能な社会の実現に貢献するための応用理論を学びました。
受講した生徒は「大学で受ける授業は普段と違って新鮮でした。実験も楽しみながら取り組めました」と話しました。
授業を通じて本学の特色ある学びを体験し、理解を深めていただきました。