3月29日(金)・30日(土)に福島県相馬郡新地町の新地町農村環境改善センターで開催された復興イベント「春休みの大発見!理科実験教室2019」に、工学部環境科学科の齊藤安貴子教授と、同学科の学生7人が参加しました。
震災復興ボランティアの一環として始まり5年目を迎えた今回は、2日間で延べ100人ほどが来場。リピーターの方も多く、昨年度も来た、という子どもたちも見られました。
当日は幼児や小学校1~4年生を対象に、大人気の人工いくら作りや顕微鏡での微生物観察、環境科学科の十八番である食品を使った実験など、子どもたちが遊びながら科学や自然の不思議を楽しめるさまざまな実験を行いました。
また学生たちは今回、子ども用の本格的な白衣を持参。参加した子どもたちは大変喜んで白衣を着て、実験に参加してもらうことができました。
齊藤教授は「実験会場がある新地町は、年々復興していると感じますが、沿岸部はまだまだ開発途中であることがみられます。震災から8年になりますが、まだ我々ができることがあると感じています。環境科学科としてできることを今後も考えながら進めていきたい」と話しました。