『SDGs探求AWARDS』は、国連が掲げる、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした探究活動発表の場として、設立されました。
今回、『SDGs探求AWARDS 2020』で優秀賞を受賞した「異分野協働エンジニアリングデザインプロジェクト」チームは、生物模倣技術による新しい製品の開発として、猛禽類の羽等を模倣した空力特性を活かして、ドローンやプロペラの騒音防止を提案。騒音防止とスピードを両立させるため、2種類の部品を取り付ける工夫をし、応募したところ、創意工夫やアイデアが評価され、総数1953件のエントリーの中から、学生部門の優秀賞4作品の中の一つに選ばれました。
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そして、この度、優秀賞に選ばれたチームが、SDGs探求AWARDS事務局側より取材を受けました。
今回のアイデアを考えたきっかけについて問われると、「ドローンなどが日常に入り込むと、生活が便利になる一方で、プロペラの騒音などの問題が発生してしまう。このような問題を取り除き、実用化させたい一心で、プロペラの騒音抑制に取り組んだ」。と説明をしていました。
また、他学科の学生とチームを組んで良かった点を聞かれ、取材を受けたメンバーの一人、機械工学科の河端さんは、「社会へ出ると、自分とは異なる経験や学びを経た、さまざまな知識・技能を持つ人に出会う。他人の意見や知識を吸収し、自らの専門分野の考えも発信する経験ができてよかった」。と話をしてくれました。
今回の授業を通して学生は、自分の学科で学んできた専門知識をベースに、他学科の専門的知見を取り入れることで、また一歩上のアイデアや成果物を生み出すことを、身をもって体験したようでした。
改めて、取材いただいた記事が公開されましたらご報告させていただきます。
受賞作品:『ボルテックスジェネレーターによるプロペラの風切り音の低下』
メンバー:廣瀬 光貴(電気電子工学科)
堤 稜太 (電子機械工学科)
河端 亮 (機械工学科)
鈴木 研汰(環境科学科)