2024.07.11
キャリアデザインの授業でデュアルキャリアサッカー選手による講演を開催
医療健康科学部健康スポーツ科学科のキャリアデザイン(2年生前期科目)の授業で、関西サッカーリーグDivision1 「Cent Cuore HARIMA」所属の石原祐樹選手による講演が行われました。
この科目は、健康増進や運動・スポーツを学ぶ学生が「生き方」「進路・職業選択」について学びながら、自分の将来やキャリアを思い描き、行動できるようになることを目的として開講しています。
今回、講演いただいた石原選手は、現在もアスリートとして活躍されている傍ら、株式会社ジールコミュニケーションズにて人材紹介や就職活動を行う学生支援を仕事とされており、デュアルキャリア※としてキャリアを形成しています。
講演では、「アスリートとしての活動と仕事の両立」「キャリアの中でそれぞれの道を選択した理由」「壁に当たった際に学んだこと」「社会に出るに際しての心構え」などについて、貴重なお話をしていただきました。
現在に至るまでのキャリア選択やターニングポイント、学生時代の経験についてお話をしていただき、大学生としてのキャリア形成や人格形成について考えるきっかけとなりました。
学生からは「将来どうすればいいか悩んでいる自分にとって、石原選手のお話は自分の進路を具体的に考えるきっかけになりました」「自分の理想に近い働き方なので、すごく参考になりました」などのコメントがあり、今後の自身のキャリア形成にとって、とても良い影響を受けた講演会となりました。
講演終了後も石原選手にもっと詳しく話が聞きたいという学生が訪れ、即席の個別相談会を開催していただきました。
次年度以降の就職活動のアドバイスなど、個々の希望や悩みに応じて親身にご回答いただきました。
また個別相談会終了後には、四條畷キャンパスの中庭で記念撮影をさせていただきました。
石原選手からは「今回の様な講演会をするのは人生で初めてでしたので、緊張しましたが、とても良い経験をさせていただきました。大阪電気通信大学の学生の皆さんは低年次より、自己分析がしっかりできている印象です。今後、私にサポートさせていただける機会があることを願っています。この度は誠にありがとうございました」
と本学への感謝のコメントをいただきました。
健康スポーツ科学科(2025年度より健康情報学部 健康情報学科 スポーツ科学専攻)ではスポーツインストラクターや保健体育教諭などスポーツを中心とした幅広い進路に進むことが可能です。充実したキャリア教育を行っており、教員及び就職課職員が全面的にバックアップしています。
※人生や生涯のひとつの軸を「キャリア」と捉え、そこにアスリートとしての「キャリア」というもうひとつの軸を加えた「二重性」を示す概念です。引用元:「デュアルキャリアという考え方」 野口順子(日本スポーツ振興センター)
【関連リンク】
健康スポーツ科学科Webサイト
https://www.osakac.ac.jp/faculty/biomedical/hpss/
石原祐樹選手プロフィール(Cent Cuore HARIMA HP参照)
株式会社ジールコミュニケーションズWebサイト