2024.04.23
2024年度通信工学科1年生のキャリア授業でアクティブラーニングを実施
4月12日(金)、2024年度 情報通信工学部通信工学科1年生のキャリア授業がスタートしました。
通信工学科では、2019年度から学生の主体性を育てるために株式会社リアセックの「タクナル」というアクティブラーニングを導入し、9人の教員が「タクナル」のファシリテーター(講師)研修を受け授業を行っています。
「タクナル」とは「○○したくなる」から引用されており、ケースメソッドPBL(Project Based Learning)という「実際に起きた事例を教材として、あらゆる事態に適した最善策を討議し、学習者が答えを導き出す」教育・研修プログラムです。
入学後初めての授業となる今回のワークテーマは、相互理解を深めるためのアイスブレイク「ギャップの王様」を行いました。
事前に少人数のグループにわかれていた学生たちは、よりお互いを知るために自分の個性を表すキーワードを記入したシートを5分間で作成し、グループ内でシートをもとに自己紹介を行いました。最もギャップのあるキーワードを挙げた人を「ギャップの王様」としてグループで選出し、全体シェアで紹介しました。
その後、グループごとに「振り返り」を行い、質問やフィードバックで相手を理解していくこと、お互いの違いを受け入れることなど、自分たちで行う「振り返り」の大切さを学びました。
授業に参加した井上春翔さんは「みんなに自分のことを知ってもらうために、どう伝えれば良いか最初は戸惑いましたが、タクナルの授業を通じて知ってもらえ、ギャップの王様にも選んでもらえたので嬉しかったです。私のことを知ってもらえたのでもうみんな友達です。楽しい授業でした」と笑顔を見せていました。
引き続き、通信工学科の特色である「タクナル」を用いたアクティブラーニングの様子をお伝えしていきます。