本学工学部建築学科の学生たちの学びの集大成として卒業設計・研究の成果を発表する合同制作展2023『渦』を1月30日（火）から2月2日（金）までの4日間、大阪市中央公会堂にて開催しました。 

 

会場では、建築学科4年生（学科3期生）が4年間の学びの集大成となる卒業制作展示を行ったほか、1～3年生の選抜制作展示、大学院工学研究科建築学コース2年生（大学院1期生）の修了設計・研究を展示。また、今年は学部・学科の枠を超えて、工学部電子機械工学科から国際競技大会サイバスロンの「ロボティック電動車いす」や、総合情報学部デジタルゲーム学科から東京ゲームショウ2023に出展した学生ゲーム作品に関する動画・パネル展示を行うほか、初の試みとして大学院生に対しても講評会を行うなど、昨年よりも大きく進化した合同作品展となりました。

 

展示会場は国の重要文化財でもある大阪市中央公会堂。なお、この中央公会堂の保存には建築学科 矢ヶ崎善太郎教授も携わっています。この歴史ある会場で建築学科の学生がレイアウト等の空間デザイン・受付など全て取り仕切り今回の制作展を実施しました。

 

 

 

会場へは、初日から高校生や入学予定者をはじめ、企業の方、そして学生の保護者まで多くの方々に足を運んでいただき、展示学生らが自身の作品の説明を行うなど盛況を博しました。また、最終日の2月2日（金）には、来年度開設される建築・デザイン学部空間デザイン専攻の教員らが審査員として来場し、制作物・研究内容の講評会を実施。さらに、大学院生に対しては外部より専門家をお招きし講評いただくなど、学生にとっては非常に有意義な時間となりました。

 

 

 

展示をした4年生の学生は、「この日のため長い時間をかけ準備してきました。これまでの授業や研究室での学びを存分に活かすことができたと思います。ご指導いただいた先生方や研究室のメンバーに感謝します」と語るなど、学生らは今回の制作展を通じて、自身の成長を認識すると共に、さらに建築の可能性を再発見することができたのではないかと思います。

 

ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

 

◇ご来場いただきました皆さまへ

◇建築・デザイン学部　https://www.osakac.ac.jp/special/ad/

◇以下は展示作品の一部