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2025.02.17

電子通信工学コースの学生が「情報理論とその応用シンポジウム」で研究発表

12月10日(火)から13日(金)の4日間、芦原温泉 清風荘(福井県あわら市)で開催された「第47回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2024)」において井上颯人さん(工学研究科電子通信工学コース 2年 村上研究室)が研究発表を行いました。

SITAは、年に1度開催される「情報理論とその応用分野」に関する論文発表を行うシンポジウムです。例年、宿泊と発表会場を一体とした泊まり込みのスタイルをとっており、初めての福井県開催となりました。

 

研究発表の内容は以下の通りです。

「離散対数問題に基づくID-NIKSの個人秘密の識別点を用いたρ法による並列化」

井上颯人(大学院工学研究科電子通信工学コース 2年)

三木美月(情報通信工学部通信工学科卒業)

村上恭通(情報通信工学部通信工学科教授)

境 隆一(情報通信工学部通信工学准教授)

概要:合成数を法とする離散対数問題に基づくID-NIKSについて、離散対数問題の開放の一つであるρ法をサーバとクライアントに分け、クライアントを並列化することで高速化に成功した。

■参加学生のコメント 井上颯人さん(工学研究科電子通信工学コース2年 村上研究室)

「発表中、どの程度のビットの大きさを用いると安全であるのか、通信を用いているが遅延の影響はあるのかなどの質問があり、前者には現在の分割数では80ビット以上用意すると安全であると回答し、後者には通信の遅延の影響はあまりないと回答しました。他にも他大学の先生方や企業に勤めている方と直接お話ができ、研究に関するアドバイスをいただきとても有意義な体験となりました」

 

第47回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2024)

https://www.ieice.org/ess/sita/SITA2024/

 

研究室紹介サイトWHO’S LAB(村上恭通教授)

https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/murakami/

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