2025.12.12
工学専攻情報工学コースの学生が「ISWC2025」で研究発表しました
11月2日(日)から6日(木)の5日間、奈良県コンベンションセンター(奈良県奈良市)で開催された「ISWC2025(International Semantic Web Conference 2025)第24回国際セマンティックウェブ会議」で、佐々木陸仁さん(大学院 工学研究科工学専攻情報工学コース 博士前期1年 竹内研究室)が研究発表を行いました。
本国際会議は、セマンティックウェブとリンクトデータ分野の研究者や実務家、企業の専門家が世界中から集まり、セマンティック技術の未来について議論し、同分野を発展させるための最重要フォーラムの一つです。
発表を行った佐々木さんは「ISWCは国際学会のため、発表はすべて英語で行われました。日本開催でありながら会場は英語が飛び交い、デモセッション前の1分間のプレゼンテーションも初めての経験で緊張の連続でしたが、参加できたことは貴重な体験となりました。他大学や企業、研究者の方とも交流し、意見交換ができたことは大きな学びでした」と感想を述べました。
また、情報工学科の9人の学生が現場スタッフとしてボランティアで参加し、会議運営に貢献しました。学生にとって、国際的な学術イベントの運営側に携わる貴重な機会となりました。



【研究発表概要】
タイトル:「Ontology-Driven KG Extraction via Syntactic Candidate Mining and Paraphrase-Based Equivalence Filtering」
概要:本研究では、大規模言語モデルを確実に制御するための中間表現を設計し、それを用いた頑健な意味処理を実現した。現状では提案ツールが日本語のみ対応のため、国際発表に向けて英語版の開発を進めており、今後早期公開を目指して研究・開発を継続していく。
ISWC2025 第24回国際セマンティックウェブ会議
https://iswc2025.semanticweb.org/#/sponsorship/sponsors
ボランティア一覧
https://iswc2025.semanticweb.org/#/organization/student_volunteer
研究室紹介サイトWHO’S LAB(竹内和広教授)


