2024.07.19
3年生「キャリア設計プロジェクト実践」の授業で特別講演実施
6月17日(月)、基礎理工学科3年生を対象に「キャリア設計プロジェクト実践」の授業の一環で、2社の企業をお招きして業界職種研究会 特別講演を実施しました。
この授業は、仕事の内容やその企業のおかれる業界全体の今後の展望・課題等について企業の採用担当者にご説明いただき、学生の業界職種への理解を深め自主的に就職活動ができるようにすることを目的としています。
はじめに、ダックエンジニアリング株式会社 熊谷太朗氏による講演が行われ、会社紹介、印刷品質検査装置の事業内容、業界紹介、DX(デジタルトランスフォーメーション)、SDGsについてお話いただきました。
続いて、キャリア形成についてのアドバイスとして、本学OBでもある同社の氷上好孝会長から「大阪電気通信大学に入ったメリットを活かし、情熱をもって自分のやりたいことを見つけてください。そして最善を尽くしてチャレンジし、毎日を充実したものにしてください」とメッセージをいただきました。
最後に熊谷氏は「何か気になることがあれば、わからないままでも良いので一歩踏み出して会社案内に行ってみてください。就職活動は会社との出会いです。一歩踏み出せば何かが変わります。今日の出会いがみなさんの企業研究やキャリア形成の役に立てればと思います」と述べられました。
次に、株式会社日積サーベイ 田川彰氏の講演が行われ、教員から転職を経てシステム開発の仕事に就いたご自身の経歴、会社の概要についての紹介があったのち、同社の事業内容の中でも特にシステム開発業務について、業務上必要となるロジカルシンキングの基本やプログラミング的思考能力、システム開発の業務やその流れ、プログラマー・システムエンジニアの仕事のやりがい等をお話いただきました。
田川氏は「私から1つ言えることは、自分の将来は自分で決めること。どの業界、職種に進むかは自分のやる気次第です。幅広く業界を調べて自分が本当に“やりたい”“やってみたい”と思うことをしっかり考えて決めてください」と自身の経験をふまえてお話しくださいました。
学生は、熱心にメモをとりながら採用担当者の話を真剣な様子で聞いていました。
参加していた上白木彩菜さん(基礎理工学科3年)は、「はじめて特別講演に参加して、合同説明会と違い、私たちに向けてお話しをしていただけたので興味をそそる内容で面白かったです。今後、いろいろな企業や職種を調べてインターンシップに参加したいと思います」と意気込みを話してくれました。
井川修太さん(基礎理工学科3年)は「データ処理に興味があり、聞いたことのなかったプログラミングの話が聞けたので新たな職種を知ることができました。これから合同説明会などに積極的に参加し、自身の強みをアピールできるよう頑張ります」とインターンシップに向けて前向きな様子で話してくれました。
これから本格的な就職活動を始める学生たちにとって、企業担当者からお話を聞くとても貴重な時間となりました。